常に動き回り、親の思い通りにはいかない子育てでは、体力と精神力が浪費されます。しかも、介護職の場合は、体力と精神力が仕事上で必要とされるため、子育てと仕事の両立に失敗すると、家庭の雰囲気が悪くなるばかりか、体調を崩してしまう可能性もあります。そこで、子育てと介護職を両立させるためには、コツが必要です。
まず、子育てを一人で抱え込まず、家族の協力体制を整えることが挙げられます。配偶者と話し合い、家事と育児の分担をしっかりと決めておくことはもちろん、子供にも協力してもらうことがポイントです。3歳くらいになれば、子供も少しは自分のことができるようになります。幼い頃から自分でできることをやるように教育することは、自尊心を育てることにもつながり、子育てのプラスにもなるでしょう。
また、意識的にリフレッシュする時間を作ることも、子育てと介護職の両立に欠かせません。日々、忙しく過ごしていると、自分の時間は後回しになりがちです。しかし、日常に余白がないと、ストレスがどんどん溜まってしまい、いずれ爆発してしまう可能性があります。具体的には、託児所などを利用して、休日は一人で過ごす時間を作ったり、朝や夜の決まった時間を自分のことだけに使うと決めたりして、リフレッシュの時間を作るようにしましょう。
それから、時には家事や子育てで手を抜くことも必要です。疲れたときはお惣菜を買ったり、一日くらい掃除をしなくても良いというようなおおらかな考え方を持つことも、仕事と子育てを長く両立していくためには必要です。
最近のコメント